あなたのまちを最期に住みたいまちに変える
「超・地域包括ケアシステム」作戦

【第6回日本在宅医療連合学会大会】シンポジウム
7/21(日)12:10-14:10
幕張メッセ国際会議場 第9会場(1F 会議室 104)

地域包括ケアシステムの必要性が各地で叫ばれて20年。まだまだ全国各地で「地域との顔の見える関係づくりが課題」との意見が聞かれます。これは医療・介護だけの問題ではありません。住宅や相続、ペットや葬式といった範囲までサポートできなければ、「安心して最期まで暮らせるまち」とは言えないと考えます。

そこで、あらゆる職種の参加とつながりを実現しようとスタートしたのが「東大阪プロジェクト」です。発足から5年、全国各地に賛同してくれる仲間が増えました。東大阪という都市部での実践に加えて、大阪南部の泉南郡、東京のベッドタウン相模原における地域とつながる取り組み、まちづくりについて発表・討論します。 私たちの目標は「地域包括ケアシステム」が当たり前になり、もはや目指さなくてよい状態、これが「超・地域包括ケアシステム」です。自分たちも最期まで住んでいたいと思えるまちを目指す取り組みが皆様の参考になれば幸いです。

演者:川邉正和、川邉綾香、伊藤守、加藤裕子、廣瀬恵一、田中竜一、竹下みちよ
座長:蒲原雄介

●参加方法
〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目2−1
幕張メッセ国際会議場 第9会場(1F 会議室 104)
に直接お越しください。

演者・座長

川邉 正和
医療法人綾正会かわべクリニック / 医師
東大阪プロジェクト創設者
布施医師会 理事
2000年福井医科大学卒業後、同院第二外科勤務。
2002年大阪赤十字病院呼吸器外科勤務。2015年在宅支援診療所かわべクリニック開院。医療・介護職に閉ざされない真の地域包括ケアシステム構築を目指し、2018年に東大阪プロジェクトを立ち上げ。
『出会うことで、人が動き出し、ともに未来を変える 〜穏やかなエンディングをみんなで〜』 をクレドとして活動し、月に2回の講演会、研修会を開催。

川邉 綾香
医療法人綾正会かわべクリニック / 看護師
東大阪プロジェクト創設者
エンドオブライフ・ケア援助士
2005年大阪赤十字病院勤務。がん終末期の看護をおこなう一方、終末期患者様が救急搬送に至った経緯や望まない治療を受けざるを得ない状況を知る中で、『最期まで住み慣れた自宅で療養できる医療』を目的に、2015年在宅支援診療所かわべクリニックを開院。
この9年間で約700名の方をご自宅でお看取り。ひとが最期を穏やかに生ききるとはを問い、数多くの講演活動、ブログでの情報発信をおこなっている。2018年にはABC放送「キャスト」特集(わが家で最期を迎えたい人を支える在宅医療の現場に密着)にも取り上げられている。

伊藤 守
いとうまもる診療所 院長
元大阪市立大学臨床教授
日本脳神経外科学会専門医
1979年 岐阜大学卒業後大阪大学脳神経外科入局
1997年大阪大学脳神経外科講師、りんくう総合医療センター脳神経外科部長、診療局長、副病院長を経て2010年大阪府泉南郡熊取町にいとうまもる診療所を開設する。
その後在宅医療関連事業も手掛けながら2023年医療法人つながるを設立し今日に至る。
一貫してミッションを追い求める事をモットーにしています。それはつながるです。
つ:つねにまるごと人として接します(全人的ケア)
な:なごやかに伴走(寄り添う在宅医療)
が:がっちり満足度アップ(笑顔の療養生活)
る:るんるん気分の仕事(関係者のウエルビーング)

加藤 裕子
つながる訪問看護ステーション 管理者
皮膚・排泄ケア認定看護師
国立大阪南医療センター小児病棟、市立岸和田市民病院外科病棟などで勤務。患者支援センターにて入退院支援に関わる中、以前より興味のあった在宅医療に携わりたいと2年前に現在のつながる訪問看護ステーションへ。
2002年に皮膚・排泄ケア認定看護師資格取得。2018年に特定行為(創傷ケア、 瘻孔ケア、栄養管理)研修修了。自施設だけでなく他のステーションと連携した専門的ケアの実践を行っています。

廣瀬 憲一
医療法人社団 守成会 理事長
広瀬病院 元院長
H14年浜松医科大学医学部卒業し東京医科大学循環器内科入局。その後埼玉県戸田中央総合病院循環器内科、東京医科大学付属病院循環器内科にて勤務。心臓核医学分野にて国内海外で発表する機会をいただき充実した日々であったが、H20年経営難に陥った広瀬病院再建のため院長(父)より呼び戻され同院副院長に着任。しかし半年でストレスにて体調を壊し大学病院へ復職。H22年院長体調悪化のため再度広瀬病院に着任。広瀬病院は神奈川県相模原市緑区にある病床数71床、ケアミックスタイプの小規模病院。復職当時はエアコンを修理できないほど、経営破綻寸前まで追い込まれた状況であったが地域の中小病院が持つ強みを、歴史に裏打ちされた信頼と病床と捉えて、在宅医療だけでなくより大きなかかりつけ医としての機能を磨くことで、地域内に足場を築く。多くの幸運と仲間に支えられ現在に至っている。これからの更なる高齢化社会を見据え、病院みずからが入院しない地域をコンセプトに掲げて活動している。

田中 竜一
(株)夢叶プランニング 代表取締役
訪問看護ステーションここな 開設者
大阪学院大学商学部卒業後、東美屋歯科商店(現、株式会社トミヤ)入職、歯科材料の営業を行う。その後、南河内地域の私立病院に医療事務として入職、ケアミックス病院の中で医療事務全般及び届出、申請関係などを行う。在宅医療に興味を持ち、2000年介護保険法制定を期に自らを在宅医療にシフトし、泉州地域のクリニック(クリニック、住宅型有料老人ホーム併設)に事務長として入職、ここで「いとうまもる診療所」伊藤守先生と出会い、いとうまもる診療所へ転職、在宅医療のイロハから在宅医療の楽しさ、難しさ全てをご教示頂き、2016年4月「訪問看護ステーションここな」を開設。現在に至る。

竹下 みちよ
(株)夢叶プランニング 取締役
訪問看護ステーションここな 管理者
HAPPYここcaféミーティング♪ 開設者
南大阪訪問看護連絡会 会長
近畿大学医学部奈良病院救命救急センター、岸和田徳洲会病院心臓血管センターの急性期の臨床を経験。その後、葛城病院回復期リハビリテーション病棟で勤務しながら、在宅生活をサポートする訪問看護に興味を持ち、2013年、いとうまもる診療所・希望ヶ丘訪問看護ステーションに入職。在宅看護の世界を教わる。病院系列の訪問看護ステーションかつらぎの立ち上げをしたのち、もっと自由に色々な取り組みが出来るようにと訪問看護ステーションここなを開設。自分の住みたい街を作りたい!と、現在は2022年「HAPPYここcaféミーティング♪」を開設。医療介護福祉職にとどまらず、市民さんを巻き込んで、研修会や交流会、時には「大人本気の大運動会♪」などを開催。『ここに来たら何かと繋がる♪×ここに来たら何かが始まる♪×まずはここから!』をコンセプトに顔の見える関係作りに努めています。2024年「南大阪訪問看護連絡会」を発足し会長に就任。

座長:蒲原 雄介
一般社団法人 日本医療デザインセンター 理事
株式会社トリコナッジ 代表取締役
2001年に早稲田大学理工学部卒業後、NHK入局して番組制作に従事。見本市主催会社RX Japanにて「医療と介護の総合展」を立ち上げ、出展募集や講演企画、集客プロモーションを担う。自身が誘致した企業はのべ800社以上。 2022年より自身の夢だった「文章やコンテンツで生きていく」ため、ライターとして独立。インタビュー記事のほか、SEOライティング、メルマガ作成、電子書籍の出版・編集、インフルエンサーのブログ代行など、書くこと全般好き過ぎる。

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