いざ、人生の最期を迎えるとき。あなたなら、どこでそのときを迎えたいですか?
厚生労働省のデータによると、今、日本人の8割近くが、病院で亡くなっています。
1950年ごろは、今とは反対で、8割の方が自宅で亡くなっていました。しかし、1970年代後半を境に、その割合が逆転しています。
その理由の一つに、1973年に老人福祉法が改正され、老人医療費は無料化されたことが挙げられるでしょう。
同じく厚生労働省の調査では、「終末期の療養場所に関する希望」として、自宅で療養して、必要になれば医療機関等を利用したいと回答した者の割合を合わせると、6割以上が「自宅で療養したい」と回答しています。
今、病院不足や老人医療費削減のために、国を挙げて在宅医療の推進に取り組んでいます。在宅医療支援診療所の数も増加し、2006年には約9,400箇所だった診療所が、2010年には12,487箇所に増えました。
在宅医療を受ける環境整備が進んでいます。
最期は、住み慣れた自宅や親しい人の側で、安らかに過ごしたい。
そんな願いを叶えるために、私たち在宅療養支援診療所がサポートいたします。
在宅医療について不安なこと、わからないことがありましたら、いつでもご相談ください。
【参考・出典】
厚生労働省「在宅医療の最近の動向」
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/zaitaku/dl/h24_0711_01.pdf