東大阪プロジェクトのクレドは、
出会うことで人が動き出し、ともに未来を変える
~穏やかなエンディングを~
そのためには相手を知ることが大切だと考えています。
そして、お互いを知るためには語り合う場が必要。
しかし、研修会のアンケートで一番多いご意見が、「他の参加者との交流がない」。
そこで、少しでもその機会を作れればという想いから開催しているのが「この縁起でもない話をしよう会」なのです。
この会は、医療や福祉に関わる方々と地元の人々が参加する、鹿児島・妙行寺発の地域交流イベントです。
普段はあえて口には出さない「縁起でもない話」を語り合おう!みんなで!という趣旨で、これからの人生をいかに生ききるかを考える、きっかけ作りの一環となっています。
参加者は本当に多職種です。
今回は医師1名、看護師13名、介護支援専門員3名、司法書士2名、理学療法士、弁護士、行政書士、宅建建物取引士、僧侶、その他を含めて総勢33名。
多くの方にご参加いただき、感謝です。
会の前半は、エンドオブライフ・ケア研修会でも大変お世話になっている社会福祉士の田中宏幸さんに「社会福祉士ってなあに?~製薬会社のMR(営業)がなぜ就労支援のコーディネーターになろうと思ったのか」をテーマに語っていただきました。
そして、「自宅で最後を迎えたいガン患者様を、自分の力でどこまでお手伝いできるか?」を叶えるための社会福祉士の活動をお聞かせいただきました。
田中さんの承諾を得て、その様子を動画でご紹介させていただきます。
後半は、みんなで語り合う。
もちろんテーマは「出会い・縁」
5名のグループに分かれて、20分間(2セット)、自由に語っていただきました。
語った内容はその場だけで、もちろんのこと、外に出ることはありません。
会の終了後、参加者のみなさまの感想を拝読いたしましたので、いくつかご紹介させていただきます。
また、皆さんのターニングポイントを聞くことで、人生を学ばせてもらいました。
今回も沢山の素敵なご縁に恵まれました。
そして小グループに分かれてお話したときには、人生の様々な縁について参加者の方々から聞く機会を得られてとても貴重な時間でした。
田中さんのお話もとても興味深い内容で社会福祉士というお仕事の幅広さや奥深さを聞かせて頂き、沢山の学びを頂きました。
人生の転機を好機にし続けてこられた生き様に、勇気を頂きました。
熱い想いが沢山伝わってきました!ありがとうございました。
社会福祉士について、その仕事の守備範囲の広さについて知る機会になりました。
ぜひ仕事の場で接点を持てたらと思いました。
初めて参加させて頂いたのですが、多職種の方々とも繋がれて、とても色々と勉強させて頂きました。ありがとうございました。
一人で身につけられる知識は限られているので、協働してより良いものが作っていけたらいいなとおもっています。
後半のブレイクアウトセッションで「聞く」というテーマで川邊先生が興味深い話をされました。
その中で「聴診器」という我々にとっては当たり前の道具が患者さまにとっては「聞く(聴く)」ということの大切なデバイスになっていると思いました。
縁と言う人が生きていくのにも、死んでいくのにも大切なキーワードだと改めて思いました。
研修会ではあるものの、お題の通り「~な話をしよう会」という和やかな会であり、楽しい有意義な時間です。
タイムスケジュールがしっかりしているところありがたい。
各回の登壇者からの貴重なお話は、学びとともに元気や活力をいただけます。
現場の中で自分のパフォーマンスを充分に発揮できないと感じられている方はどの分野においてもいらっしゃるのだなあ~と改めて認識できました。
医療とは患者さまのためにある筈なのに、患者さまのために行いたいと思うことが出来ないジレンマを解消できる世の中が構築されたら嬉しいです。
とても難しい問題が山積していますが…
また、下記のような建設的なご意見もいただいています。
今後の運営の参考にさせていただきます。
ファシリテーターがお一人で話しておられ、進行に疑問がありました。
興味ある内容だと思っての参加でしたが、少し意図が違うように思ったのと、私事で途中退席をしたので最後まで参加できませんでした。
気軽に参加できるのでありがたいです。
ただ、18時スタートはフルタイム+主婦しながらだと思ったよりハードルが高く、もっと事前準備が必要だと感じ、私自身の課題になりました。
今後も、地域全体で在宅医療を支えるネットワーク「東大阪プロジェクト」として、講演会やディスカッションのなる充実をはかっていきます。
また、かわべクリニックではいろいろな研修会を開催しています。
このテーマに関心を寄せる方は、ぜひご参加ください。
【縁起でもない話をしよう会・第8回東大阪プロジェクト(オンライン)】
日時:6/5(土)18:00~20:00
定員:30名程度
対象:どなたさまでも(地域制限はありません)
<前半>
話題提供:小説家が死を物語にする時
講師:小説家 仁木英之 先生
<後半>
話題提供を受けての語り合いの時間。
5名程度のグループとなり、自由に縁起でもない話をしていただけます。
▼詳細については、以下記事をご参照ください。
◇facebookはこちらです◇
▼お申し込みは下記からでも出来ます
https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform9.htm
◆くわしくは、ここをクリックしてチラシでご確認ください◆
【第25回布施緩和ケア研修会(オンライン)】
日時:7/24(土)18:00~19:30
定員:100名程度
対象:どなたさまでも(地域制限はありません)
タイトル:気持ちのつらさ
今回は「気持ちのつらさ」を取り上げ、原点に戻り、日本緩和医療学会推奨のモジュールを用いて講義を行ない、「気持ちのつらさ」に即した症例の事例検討を行います。
布施医師会理事 安田慶明先生に講義を担当していただきます。
▼詳細については、以下記事をご参照ください。
◇facebookはこちらです◇
▼お申し込みは下記からでも出来ます
https://17auto.biz/fuseishikai/touroku/entryform4.htm
【縁起でもない話をしよう会・第9回東大阪プロジェクト(オンライン)】
日時:8/7(土)18:00~19:30
定員:30名程度
対象:どなたさまでも(地域制限はありません)
<前半>
話題提供:ケアマネージャーの仕事って!?
講師:介護支援専門員 尾垣徳弘 先生
<後半>
話題提供を受けての語り合いの時間。
5名程度のグループとなり、自由に縁起でもない話をしていただけます。
▼詳細については、以下記事をご参照ください。
◇facebookはこちらです◇
▼お申し込みは下記からでも出来ます
https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform12.htm