東大阪プロジェクトでは定期的に研修会を開催しています。
このの研修会の特徴は「職種を問わず誰でも参加ができること」。
特にエンドオブライフ・ケア研修を様々な職種の方とご一緒できることは、その職種のことも知ることができ、貴重な経験になります。
また、ELC東大阪学習会は参加者を15名程度に限定し、「小ささ」にこだわっています。
ひとつのグループに経験豊かなファシリテーターを配置し、気軽に聴けるような雰囲気作りを大切にしていているため、非医療職の方に人気の研修会となっています。
第15回・第16回ELC東大阪学習会(オンライン)では、話し方、声のトーン、スライドと、どれをとっても好評をいただいている八尾徳洲会総合病院緩和ケア特定認定看護師 松本静香さん(ELCファシリテーター)に、2回に渡り講師を務めていただきました。
テーマは、
第15回が、多職種で行うエンドオブライフ・ケア研修~反復・沈黙~
第16回が、多職種で行うエンドオブライフ・ケア研修~問いかけ~
多職種連携での対応から1対1の対応まで、誰にでもできる具体的な対人援助法を事例やロールプレイを通じて学びました。
参加者は各回ともに20名。オンラインが一般化した昨今、全国各地から参加いただくことができました。
続々と新しい方が参加してくださっており、Facebookで告知するとすぐに満席になるのが悩みの種です。
※クリックするとすべてのスライドがPDFでご覧いただけます。
※クリックするとすべてのスライドがPDFでご覧いただけます。
学習会終了後、以下のようなコメントをいただきました。
・ブレイクアウト時のファシリテーターの熱量が伝わって真剣度が増した。
・ロールプレイで実践することで反復、沈黙、問いかけを意識して患者さんに関わりたいです。講義も実際の体験なども聞けてわかりやすくてよかったです。
・毎回、新しい学びがあります。グループワークが新しい交流の場のような気がして、それはそれで心地よい時間になっています。これもニューノーマルなのでしょう。
・反復、沈黙の大事さの振り返りを教えてもらった上でのロールプレイは、講義だけでは得られない体験や実感を得ることができて本当に勉強になりました。エンドオブライフケアについてまだまだ未熟な私でも、ロールプレイを通してこれでよかったんだと思えたり、アドバイスをいただいたりみなさんの体験を共有することで倍以上の体験をした気になって少し自信につながりそうです。
・「反復・沈黙・問いかけ」日常生活の中でも活用できるコミュニケーション・信頼構築に役立つ大切な手法。
・ロールプレイは苦手意識持っていたので、緊張していましたが、今回は反復による安心感を感じられて、収穫ありました。
・いつも丁寧に講義内容も決められていて、とても凄いなぁと思っています。ELC 初心者 ですが、皆さんがとても親切で、心が暖かくなります!講師の方もファシリテーターの方も 司会進行していただいた福村先生もありがとうございました。
・ソーシャルワーカーやスクールカウンセラー、コミュニケーター、エデュケーターなど、対話力や傾聴力を医療の世界以外で発揮している方々の事 例や技術共有なども、幅広い職種の方々には役立つのではないかと思いました。
また、下記のような建設的なご意見もいただけました。
ご参加いただいた方、協力してくれたスタッフ、みなさま本当にありがとうございます。
コロナ禍でも歩みを止めず、明日からの実践につながるリアルな研修となるよう、今後も工夫を重ね、より充実した学習会の開催を目指してまいります。
今後も、多くの方のご参加をお待ちしています。
10月、11月に開催するELC東大阪学習会はすでに満席のため、募集は終了しております。
【痛み×緩和ケア講演会・第11回(オンライン)】
お申し込み:https://bit.ly/3BRNhXw
※ご注意ください
上記より「申し込み」および「ファイザープロへの会員登録」が必須です。
「介護関係者」の方は、「その他の医療関係者」をお選びください。
日時:令和3年9月18日(土)18:00~20:00
定員:オンライン 300名
対象:医療介護関係者(地域制限はありません)
話題提供:痛み・緩和ケア
[講演1] 18:00から
がん患者の痛みの治療~オピオイド鎮痛薬を上⼿に使うために~
京都府⽴医科⼤学附属病院 疼痛緩和医療部 上野 博司 先生
[講演2]:19:00から
がん患者のトータルケア~援助的コミュニケーションを上⼿に使って~
かわべクリニック 看護師 川邉綾香