強みって何だ?
〜りゅうちゃんと語る、“自分らしさ”を発掘するストレングスファインダーの旅〜
今日は「強み」というテーマでお話ししますが、まずは少し余談から。
最近、ChatGPTに自分の強みを発掘させるということを試しています。
つまり、自分の強みを言語化する作業を続けているんですね。
これがなかなか興味深い体験で、今日はそのあたりから話をスタートさせていただきます。
2024年に公開したYouTube動画がまだ残っていると思いますので、アーカイブとして添付しますね。
【2024・第1回コアサロン】
■ 強みとは何か?
原則として、強みとは「もともと備わっているもの」です。
努力や訓練で身につけたスキルではなく、「最初からできていた」「他の人とは違っていた」といった、個性に根ざしたもの。
これが強みの本質です。
たとえば、話し方ひとつ取っても人それぞれですよね。
その「らしさ」こそが、強みの源です。
人と異なっていて、かつ他者に貢献できるもの、それが「強み」。
逆に、苦手だったり困難を感じるものは「弱み」とされることもあります。
ここには明確な線引きがあるわけではなく、グラデーションが存在します。
■ ストレングスファインダーというツール
ここでご紹介したいのが、「ストレングスファインダー」というツールです。
これは、強み心理学の第一人者ドナルド・クリフトン博士が開発したもので、膨大な質問に回答することで、統計的に自分の資質を導き出すツールです。
ただし、このツールには利点と限界があります。
- 回答はあくまで「自分の主観」に基づいている
- 他者からの客観評価ではない
- 他者との比較によりパターンを抽出する仕組み
つまり、個人が何者かを完全に言い当ててくれるものではなく、傾向を掴むための手がかりだと理解することが重要です。
ストレングスファインダーには2つのバージョンがあります。
- 上位5資質のみ表示されるバージョン
- 34資質すべてを表示するフルバージョン
僕は後者を使っていて、「上位5資質」と「下位5資質」の両方を大切にしています。
■ 強みは“環境”で変わる
僕自身、2019年と2023年に2回診断を受けましたが、結果はまったく違っていました。
- 2019年(大学生時代):着想・収集心・内省など、思索型の資質が上位
- 2023年(社会人数年目):適応性・親密性・戦略性など、対人型の資質が上位
この変化は、僕自身がどんな環境にいたかが影響しています。
強みは、周囲から歓迎され、必要とされたときに発揮される傾向があります。
逆に、求められていないときは抑圧されたり、弱みとみなされることもあるのです。
■ 下位資質にも注目する
ここで重要になるのが、「下位資質」に目を向けること。
僕の場合、34番目に「指令性」という資質がありました。
ところが、人生を振り返ると、リーダーシップを発揮している場面も多くあります。
つまり、無意識のうちに「自分はこういう人間じゃない」と否定していた特性が、実は強みとして存在していた可能性があるわけです。
■ いんちょの資質から学ぶ
ここで、いんちょの上位資質を見てみましょう:
- 自我
- 未来志向
- 目標志向
- 戦略性
- 達成欲
これらが複合的に働くことで、「自分らしく生きている」という実感が得られているとのことです。
- 「未来にこうなりたい」と描く(未来志向)
- 目標を設定する(達成欲)
- どう進めるかを考える(戦略性)
- 達成に向けて目標を見据える(目標志向)
このように、複数の資質が連動すると、その人らしさが際立ってきます。
強みとは“組み合わせ”によって無限に個性化されるのです。
■ 体験を語ってみよう
今日の目的は、皆さんが自分自身の「強み」について考え、自覚し、語れるようになること。
このあとのワークでは、「自分の強みを活かしたエピソード」を3分間で話してもらいます。
- ストレングスファインダーを受けた人は上位資質をもとに
- 受けていない人は、自分の体験や得意なことを自由に
そして大切なのは「自慢話でOK!」ということ。 聞き手は全力で肯定してあげてください。
■ 投稿で広げるつながり
もし余裕があれば、Facebookグループ「東大阪プロジェクト2025」に、
- 自分の上位5資質
- その活かし方に関する自己紹介
を投稿してみてください。
互いの強みを知り合うことで、もっと深いつながりと信頼が生まれてくると思います。
■ まとめ
強みとは、自分の中に「すでにあるもの」。
それをどう発見し、どう活かしていくか。
いんちょとの対話をヒントに、あなた自身の「自分らしさの旅」を、ぜひ歩んでみてください。
今日がその一歩になりますように。
【2025・第1回コアサロン】