講演

お知らせ・開演まで18日 「超・地域包括ケアシステム」作戦@日本在宅医療連合学会

大阪泉南の地熊取町から熱いエールを送ります。
シンポジウムに登壇させていただく
医療法人つながる いとうまもる診療所の 伊藤 守 です。

自分が考えているより変化が先に進んでしまう。そんな気持ちがよぎっています。
ぼーっとしているんじゃない!

在宅医療元年と言われた2010年から在宅医療に取り組んできました。
丁度この年が、地域包括支援センター設立の時です。

顔の見える多職種連携作りに精を流しながらも、誰もSNSに参加してくれない日々。
遅々として進まず。

連携と言っても何のもとの連携なの。
ついに統一理念の無さをもどかしく思い、
同一グループ事業体で訪問看護やケアプランセンターのチームを作ることとしました。

そして、SNS利用で迅速に濃厚に連携して在宅看取り患者に対応してきました。
制度は後からついてくる。
減算対象から、逆に特別な関係は、強化型の推奨アイテムに。

それから14年経ち、何とか高齢者夫婦の在宅看取りのお手伝いしてきました。
またまた現実が先行する世の中に。

今度はパートナーを看取ったおひとり様でキーパーソンはご近所だけというシチュエーションの在宅医療を迎えています。
組織づくりのペースより時代が先行してしまっている。
今動かなくていつ動くの!

これからは、認知機能低下のある不安を持った1人生活の超高齢者が施設に頼りっぱなしでなく、
居宅を対象に暮らせていける、真に頼れる地域を作らなければいけません。

地域包括支援センターの機能を広げて、更に深くして、地域そのものが支えていける必要があります。
1、心のケアのできる心理相談員
2、お金の有効利用の相談管理のお手伝い
3、ご近所第三者の社会的認定の必要性
4、お一人高齢者の生活にこそITとサポートしてくれる人。
5、1人生活のパートナーのペットと真剣に向き合ってくれるアドバイザー体制
6、口腔と栄養とリハビリと皮膚の衰えの相談アドバイス体制など
やる事が多すぎる。

クリニックとして充実した訪問看護師やリハビリ栄養士ケアマネ介護士は作れたけれど、
もはや限界。
しかしここにみんながいる
今こそ出番だ。
医療以外の皆さんが主役になる時代だ。

熱く語らせていただきました。

【YouTube動画(医療法人つながる・グループソング)】

このシンポでは、
これからは、医療以外のスタッフこそ超地域包括支援に求められ必要なことだと
実践例に基づき熱く必要だと語らせていただきます。
『私も一言』というあなたこそ、参加して熱く語れる場が幕張のこの会場にあります。

【第6回日本在宅医療連合学会】シンポジウム
あなたのまちを最期に住みたいまちに変える「超・地域包括ケアシステム」作戦
2024年7月21日(日)12:40-14:10
幕張メッセ国際会議場第9会場(1階会議室104)
座長:蒲原雄介
演者:川邉正和、川邉綾香、伊藤守、加藤裕子、廣瀬憲一、田中竜一、竹下みちよ

 

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