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ご報告・見える事例検討会@Happy,ここCAFÉミーティングin堺 

【共感と発見!】『見える事例検討会』で広がる多職種連携の可能性

みなさんは「見える事例検討会」(通称「見え検」)をご存じですか?

この取り組みは、多職種が一緒に事例を視覚的に整理・分析し、課題を見える化することで、
解決策を効果的に導き出す手法として注目されています。
視覚的に整理された情報は分かりやすく、
参加者からは「多職種連携の重要性を再認識した」といったポジティブな声が多く寄せられています。

私がこの「見え検」に初めて出会ったのは、
2024年3月に開催された「見える事例検討会フォーラムinさかい」。

テーマは「さまざまな人がつながり生まれるネットワーク」。
堺市立西文化会館の舞台上で行われる実演を客席から見守る形で参加しました。

そのときに感じたのは、
次は聴衆としてではなく、自分も参加者として体験したい!
という思い。
あの場の熱量や前向きな空気に、自分自身も加わりたいと思ったのです。

そして、ついにその機会が訪れました!

『見える事例検討会@Happy,ここCAFÉミーティングin堺』に参加!

今回は、ファシリテーター・進行を上野秀香さん(阪南病院 ケアサポートセンター杏)、
マッパーを渡邉幸さん(ケアプランセンター年輪)が務める会でした。

 

「見え検」の最大の特徴は、事例の状況を可視化するために「見え検マップ」を使用する点です。
このマップは、事前に定められた8つの領域に沿って、キーワードで状況を整理します。
キーワードを並べることで情報の関係性が見えやすくなり、課題が浮き彫りになる仕組みです。

8つの領域
・プロフィール
・生活
・経済
・地域
・環境
・介護
・ADL
・医学的情報

さらに、「事例に直接関わっていない人でも参加できる」ことや「事例資料を配布しない」というユニークな運営スタイルも印象的でした。
これにより、準備の負担が軽減され、新しい視点が生まれやすくなるのです。

実際に体験してみて感じたのは、参加者が一体感を持ち、事例提供者が元気づけられる雰囲気でした。
そして、この取り組みが生み出す前向きな空気が、事例解決の可能性を大きく広げていると実感しました。

東大阪プロジェクトでも実現したい!

この素晴らしい取り組みを、私たちの「東大阪プロジェクト」でも取り入れたいと思っています。
どのような形式で実施するのが最適なのか、運営委員会で提案を進めていく予定です。

「見える事例検討会」が広げる、多職種連携と課題解決の可能性。
ぜひ、みなさんもこの魅力を体験してみてはいかがでしょうか?

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