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エッセイ(第7回)・言葉が紡ぐ未来 〜言薬(ことぐすり)の想いを届けて〜 大石美幸さん

言葉が紡ぐ未来 〜言薬(ことぐすり)の想いを届けて〜

日本死の臨床研究会のお話を川邉先生からいただいたのは、
1年以上前のことで大坂巌先生のPR活動を行って欲しいというご依頼からでした。

私が大坂先生と出会ったのは、
とある緩和ケア研修会で疼痛管理についてのご講演がきっかけでした。
そのお話の中で言葉は薬になる「言薬(ことぐすり)」というお話を拝聴し、
先生の魅力のとりことなりました。

先生の言薬(ことぐすり)を広辞苑に載せるという夢に向かって、
一人でも多くの方に伝わればと思っていたので、
お断りする事は全く思いもしませんでした。

そこからPR動画撮影をどうするのか?
またどのように大坂先生の魅力を伝えていくことができるのか?
効果的な情報の発信方法を考える日々の中、
何度も打ち合わせを重ねて、当日を迎えました。

残念ながら全体の流れを見ながらお手伝いをしていた為、
中川先生のご講演もところどころしか拝聴できず、
大坂先生のワークショップではアシスタントとして、
支障が出ないように舞台袖から拝聴する事しかできませんでした。

ただ、講演が終わり出口から出てくる人たちのお顔を拝見する中で、
誰もが笑顔で晴れ晴れとした様子で出てこられた姿に、
死の臨床研究会という重い学会のイメージを払拭させて、
楽しい研修会となったと感じる事がきました。

今回お手伝いさせていただいたことで、
200人を超える学会の裏方で、運営される方々が、
どんな思いで参加されているのかを体感できました。

このような貴重な機会をいただけた事に感謝すると同時に、
会場にご来場くださった方々から、
大坂巌先生の言薬(ことぐすり)が周りの方々へと広がっていく事を嬉しく感じています。

大会長の川邉正和先生、山本直美さん、本当にお疲れさまでした。

看護師 大石美幸さん

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