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エッセイ(第7回)・【青空保健室から広がる学び】お祭りのように「いのち」を考えた一日 打田千歌さん

お祭りのように「いのち」を考えた一日

社会福祉士の打田千歌です。
去る9月15日、『いのちのフィールド』に参加しました。
FC大阪とのコラボ企画ということで楽しみ半分、不安半分で迎えた当日。

快晴のもと、次々と運び込まれる物品、多種多様なポスター、ゲームや景品…。
各ブースの工夫が目に見えて、まるで大人の文化祭のようなワクワク感に包まれました。

そして実際に始まってみると――楽しい! 子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさんで、
普段なかなか体験できないことを通して「いのち」について考える貴重な時間となりました。

胎内から納棺まで ― 命の流れを体感

特に印象的だったのは「胎内体験」と「納棺体験」です。

生まれてから命を終えるまでの流れを実際に体感することで、
命がつながっていることの不思議さと尊さを強く感じました。

胎内にいる疑似体験をしながら、
「自分はたくさんの人に祝福されながら誕生したのだ」と思い出し、
心の芯がじんわり温かくなりました。

自分を大切にする――それは一番シンプルでありながら、つい忘れがちなことです。

笑いと学びを届けた「マイライフプランの玉手箱」

堺チーム主催の『マイライフプランの玉手箱』という双六も大人気でした。
笑い声が絶えず、楽しく遊びながらも自然と「自分の生き方」について考えるきっかけになっていました。

青空保健室での出会い

私たちが担当した『青空保健室』では、
握力測定競争(笑)を楽しんだ小6の陸上部男子たちと、他のブースを一緒に回りました。

「溶けないアイス」を大事に抱えながらも、好奇心に勝てずに納棺体験へ。
「コワイな」と言いつつチャレンジし、「面白かった!初めての気分!」と満面の笑顔。

子どもたちが体験を楽しむ姿を、親御さんも一緒に感じて笑顔になっているのがとても印象的でした。
親子で体験し学ぶことは、体にも記憶にも残る経験になる
――そのことを改めて学ばせていただきました。

プロジェクトメンバーへの感謝と学び

このような貴重な体験の場をくださった、いんちょ、綾香さんに感謝します。
そして、熱くパワフルでハートフルな東大阪プロジェクトのメンバーなくしては実現できなかったと思います。

本当に楽しい機会をありがとうございました。
今回の体験を通じて、日々の生活を大切にしながら毎日を過ごしたいと、改めて強く感じました。

担当ブース:青空保健室
社会福祉士 打田千歌さん

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