【ご報告】12月運営委員会を開催しました
昨日、月1回の定例運営委員会を開催しました。
「東大阪プロジェクト2025」は現在、11名の運営委員と約110名のコアメンバーによって運営されています。
今月のテーマ
2025年度の戦略的ゴールを達成したことを受け、今月の議題は以下の2点でした。
- 2026年度 戦略的ゴールの設定
- 12月10日(水)21時~開催予定の「コアサロン」について

【Step1:傾聴・問いから始まる】
最初の問いかけは、りゅうちゃんからのこの一言。
「そもそもCommunity Organizing(CO)とは何か?」
この問いに対し、委員一人ひとりが、自身の理解する「COの定義」や、それぞれの実践について語りました。
さらに議論は、
「同じ学びをしても、なぜ団体ごとに差が出るのか?」
という本質的な問いへと展開。
【Step2:Powerの理解と構造の捉え直し】
COには、次の2つの「パワーの捉え方」があります。
- Power Over(誰かの上に立つ力、支配の力)
- Power With(共に力をつくる、協働の力)
各々のCO観が形となることで、目指すゴールも変わることを再認識しました。
【Step3:ビジョンの共有とゴールの問い直し】
次に取り組んだのが、本題でもある問い:
「どうなれば、“東大阪が変わったよね!”と言えるのか?」
「Powerの変化が、地域でどう見えるか?」
それぞれの視点で未来の姿を描き、ゴールのイメージを共有しました。
さらに、
「戦略はなぜ必要なのか?」
という問いが投げかけられ、議論を重ねた末、りゅうちゃんが一言。
「戦略を立てないと、物事が成し遂げられないから。」
この言葉に、皆が深くうなずきました。
【Step4:変化の仮説を整理するワーク】
最終的に、東大阪プロジェクトの目指す社会像である:
- 「豊かに生ききる社会」
- 「真の地域包括ケアシステムの構築」
これらを実現するために必要な問いとして、以下の項目について個々に言語化を行いました。
- 同志は誰か
- 困難は何か
- 世界が変わったらどう見えるか
- なぜ今まで変わってこなかったのか
- どのような資源が必要なのか
※このプロセスは、COの文脈でいう「変化の仮説(Theory of Change)」に該当します。
【Step5:アクションへの落とし込み】
2時間では収まりきらず、議論の続きを「宿題」として持ち帰ることに。
宿題フォーマットは以下の通りです:
『2026年3月までに〇〇を達成する』※観測可能であること
次に向けて
2026年度の東大阪プロジェクトは、来春4月より始動予定です。
その際には新たなコアメンバーも募集予定です
(※クレドに賛同される方ならどなたでも参加可能)。
次年度のプロジェクトも、どうぞお楽しみに!