こんにちは。はなちゃんこと、松家からの近況報告です。
今年度から社内の人材育成として松家塾「Comrade Cafe」という勉強会を月1回開催しています。Comrade=キャマラードはフランス語で仲間という意味です。
私は以前からケアにかかわる中堅職の人材育成ができたらケアの質が向上するのではないかと思っていますので、いずれは松家塾が社内の勉強会にとどまらず、地域の専門職とフラットな関係で共に学び、相談し合える仲間をつくることができたらいいなと考えています。
開催動機
「Comrade Cafe」第3回目の講師を東大阪プロジェクトのコアメンバーであるはっちゃんこと、山本初美さんにお願いしようと思ったのは、4月25日に開催された「縁起でもない話をしよう会」に参加し、「気持ちよく出す」ことの大切さに気づかされたからです。そして、ケアマネジャーとして「気持ちよく出す」プランを立てたことがないなことにも気づきました。
排便ケアの質を向上させる「POOマスター」の存在を地域に広め、みんなで知識を高めたいと感じて開催を決意したのです。
開催までの経緯
すぐはっちゃんに連絡を取り、一度じっくり打合せし、お互いの考えや想いを熱く語り合いました。
その後はメールで細やかなやり取りを行って、本番を迎えることができました。
私にとっては久しぶりのオンライン開催で、不安もありましたが思い切ってFacebookにアップしたところ、川邉先生が後援してくれることになり大きな励みになりました。
開催後のアンケート結果は高評価で、すべての項目において満遍なく印象に残ったと回答があったことに驚きました。
それくらい排泄と言うのは人それぞれで、困りごとも人それぞれなんだと改めて気づかされました。
開催して嬉しかったこと
コアメンバーの方が参加してくださり「何か手伝うことがあったら言ってね」とお声をかけてくださったことです。
東大阪プロジェクトの良いところは、誰かが動くと個々のメンバーが自ら手伝ってくれたり、応援してくれるところだと思います。これはあるようでなかなかないことです。
私はまだまだスタートラインに立ったところですが「住み慣れた地域で最期まで自分らしく安心して暮らせる街つくり」に取り組んでいきたいと思います。
「居宅介護支援事業所 花びより」から
最後に私が管理者を務める「居宅介護支援事業所 花びより」も紹介させてください。
場所は埼玉県吉川市、千葉県と境を接する町です。東大阪からは距離がありますが、私は東大阪プロジェクトの活動が大好きです。
運営企業は、株式会社objectiveと言い、デイサービスのほか、グループホームも手掛けています。代表の関根社長は、祖母の脳梗塞がきっかけで介護に携わるようになりました。
「できる治療が無い」と病院から告知を受けて、やむを得ないとは知りながらも尊厳を失う生活を受け入れる家族は少なくないと思います。おばあさまが経口摂取でなく、病院のベッドの上で過ごす生活に「いかにして意味のある生活を送れるか」を自問自答し続けたというエピソードは、東大阪プロジェクトの精神にも通じます。
ぜひ今後ともよろしくお願いいたします!
【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます
\ぜひご参加ください/
【お知らせ・「超・地域包括ケアシステム」作戦 @日本在宅医療連合学会)】
本シンポジウムは問う。
「本気で行動を起こす覚悟はあるか?」
「社会を変えるため、まず自ら変革できるのか?」
【第6回日本在宅医療連合学会】シンポジウム
<あなたのまちを最期に住みたいまちに変える「超・地域包括ケアシステム」作戦>
2024年7月21日(日)12:40-14:10
幕張メッセ国際会議場第9会場(1階会議室104)
座長:蒲原雄介
演者:川邉正和、川邉綾香、伊藤守、加藤裕子、廣瀬憲一、田中竜一、竹下みちよ